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#薬堂

古伊万里 藍九谷 鹿文 皿

28,000 税込
17世紀の鹿文の皿で、1640年頃から作られ始めた藍九谷様式のものです。
この時期は中国や朝鮮などのものを写したものが多く、実物を見ずに描いているので、
角はひょろりと伸びて、耳の付き方もなんだか怪しく、足も細すぎで、気の抜けたゆるい感じが出ています。
細部は実物と全然違うのに、全体的には鹿に見えるのはなぜでしょうか。
背景の山も、さすがにこの傾斜ではすぐ崩れてしまいそうですが、抽象的で面白い線です。
裏に入った銘もトチンの跡で読めませんが、元々、読めるような文字が書いてあったのか怪しいです。

見れば見るほど何かおかしいけど、のびのびした筆致がクセになる、その後の完成度の高い伊万里への過渡期的な面白いお皿だと思います。

直径は約14cmです。

点々と釉薬が溜まって貫入が入っています(初期伊万里でも見かけます)。
全体的に作りの荒いところはありますが、ニュウ(ヒビ)やホツ(欠け)はありません。

状態の詳細は写真をご確認ください。

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カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
発送までの日数:
7日以内
薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号