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#薬堂

古瀬戸 鎌倉時代 山茶碗

30,000 税込
歪んだ器形で、自然釉たっぷりの山茶碗です。
私は産地に詳しくないのですが、瀬戸のものだと聞きました。
平安時代のものは丁寧な高台が付き、鎌倉時代になるにつれ高台がなくなっていきます。
これは鎌倉時代に入った頃のものでしょうか。

山茶碗は主に猿投、瀬戸、常滑、渥美、美濃、湖西などの東海地方の西部の窯で焼かれました。
平安時代から室町時代までの長期に渡って大量に生産されて現存数も数多いのですが、
特に使い方に定説がない不思議な器です。
ぜひ、実物を手に取って何に使うか想像してみてください。

自然釉は、1200度くらいの高温まで窯内の温度が上昇した時に、燃料などの灰が溶けガラス質に変化したものです。
沸騰した箇所が跡になって丸く抜けていたり、コントロールしきれない要素が面白い形になっていると思います。

高台も、輪トチンが外れなくなっただけでは?と思うくらいやる気のない形です。
大量生産ゆえに、焼成に失敗してくっついて取れなくなったら、そのまま捨ててもいいかなというような作りかたですね。

水気を含んだ時の変化も楽しんでいただきたく、水を入れた写真も入っています。

ホツが何箇所かあります。
ホツはクッツキを伴うものもあるので、隣の器とくっついた跡の物もあると思います。
作りの荒さを楽しんでいただける人におすすめします。

状態の詳細は写真をご確認ください。

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カテゴリー:
商品の状態:
全体的に状態が悪い
製作地域:
日本
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薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
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