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#薬堂

赤と乳白ぼかし ウラン脚 なつめ型 氷コップ

38,000 税込
なつめ型の氷コップです。
白の乳白ぼかしで内側には赤のボカシも入り、脚は当時「新青」と呼ばれたウランガラスでできています。

かき氷はもちろんのこと、フルーツ、アイスクリーム、みつ豆などを入れるのに使える夏にぴったりの器です。
高さがあるので、飲み物を入れるコップや、パフェグラスとしても使えると思います。
明治20年代後半から氷店が盛んになり、鉋で氷を削って砂糖をかけた「氷水」のほか、「水汁粉」、「氷水玉」なるものがあって、1銭〜3銭くらいで提供していたとのこと。

乳白ガラスは、ガラスに動物の骨灰(リン酸塩)・亜砒酸・蛍石・硅弗化ソーダなどの乳濁剤を加えてガラスを成型し、熱いうちに冷却された箇所だけ乳白色になって模様がつけられます。

氷コップは日本で機械製氷が始まり庶民が安価でかき氷が食べられるようになった明治時代から流行して、戦前頃まで多く作られていました。
日本で独自に発展した器で、さまざまな色、形、文様のものがあり、バリエーションの豊富さと美しさから、コレクターにとても人気があります。

ウランガラスは、ウランが原子力に利用されるようになる1940年代頃までによく作られていた、暗所で紫外線を当てると緑に発光するガラスです。
日本では戦前までに作られたものとされることが多いです。
もうほとんど新しく作られることのない希少性と、暗闇で発光する美しさで人気があるガラスです。
脚部はブラックライトを当てると、しっかり緑に光ります。

Φ79 x H 115 mm(計測は誤差がある場合があります。)

取れにくい曇りが何箇所かありますが、
気泡割れや、割れ欠けもなく、全体的にまあまあ良い状態です。
状態の詳細は写真をご確認ください。
カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
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3日以内
薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号