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#薬堂

笹野一刀彫 戸田寒風 お鷹ぽっぽ

20,000 税込
作者名は消えかけていますが、寒風の印もあるので、
何代目かは読めませんが、現在は六代目まで続いている戸田寒風のお鷹ぽっぽの戦前のものだと思います。
高さは約25cmほど。

江戸期のススで黒くなったお鷹ぽっぽが有名ですが、
こちらも今の主流の形のお鷹ぽっぽが、古くから作られているという貴重な資料かと思います。

お鷹ぽっぽは、山形県米沢市笹野地区で作られている笹野一刀彫の郷土玩具です。
笹野一刀彫はアイヌの技法である「イナウ」と呼ばれる削り掛け技法が特徴で、平安時代に坂上田村麻呂が戦勝祈願として笹野観音に削り花(笹野花)を捧げたことに始まるとされています。
お鷹ぽっぽは、江戸時代中期の大名である出羽国米沢藩9代目藩主の上杉鷹山が、冬に雪に閉ざされた中でもできる副業としてきるお鷹ぽっぽ作りを推奨したことで広まったそうです。
コシアブラの木を、サルキリという専用の刃物一本で作り上げています。

全体的にススで黒くなり、経年感があります。
後ろの羽の一部が、先端が折れやすくなっています(中まで黒くなっているので昔に折れかけたものと思います)。

状態の詳細は写真をご確認ください。
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薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号