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#薬堂

珉平・淡路焼 小判型 龍紋 黄色小皿 5枚

在庫なし
珉平焼(淡路焼)、龍模様で小判型の黄色い小皿です。
珉平焼は江戸後期から明治期にに淡路島で栄えた窯の焼き物です。
創始者の賀集珉平は京焼の名エ尾形周平に学んだ後、珉平焼の窯を開きました。
作ったのは京焼風のものが多かったようですが、青磁、白磁、染付、色絵、黄南京(中国の焼物)の写し、絵高麗(朝鮮、中国の焼物)の写し、安南や交趾(ベトナムの焼物)の写し、さらには漆器や金属器を写したものなど、様々な作品を作りました。
黄釉、緑釉、赤釉、柿釉(茶褐色)などカラフルな色が人気で、骨董市などでも人気でよく見かけます。

この豆皿は、賀集珉平の孫の代が明治中期に創設した淡陶社で大量に生産されていた皿だと思われます。
この黄色の釉薬は鉛を混ぜて作られていますが、鉛は中毒を引き起こすので現在では食器への利用を禁止されており、同じ発色のものを作ることはできません。

1枚 幅98mm 奥行75mm 高さ14mm (計測は誤差がある場合があります)
貫入は多めで、経年なみのスレや、底部についている突起のような足の割れ、フチなどのごく小さな欠け、釉薬の色むら、細かい焼成時の灰の付着などがあります。
発色も良く、使用感もほとんどないので、全体的には良い状態のものだと思います。

状態の詳細は写真をご確認ください。
カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
発送までの日数:
3日以内
薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号