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#薬堂

九谷 八郎手赤絵瓔珞文 のぞき猪口

在庫なし
瓔珞文ののぞき猪口です。
おそらく、海外輸出が全盛期の明治頃に九谷で作られたものと思います。
この形はかけ汁やつけダレなどの調味料を入れるための器だったそうですが、酒盃として使用していただければと思います。

八郎手とは、青手と並んで九谷の代表的な色彩とされる赤絵金蘭手の文様で、飯田屋八郎右衛門が生み出したことにより八郎手と呼ばれます。

瓔珞とは古代インドの貴族が珠玉などの様々な貴金属を編んで頭、首、胸などに掛けた装身具のことで、菩薩の装身具や寺院の天蓋などにも用いられています。
サンスクリット語の「真珠の首飾り」と言う意味の「ムクターハーラ」が語源で、漢字は「瓔」は珠のような石や首飾り、「珞」は身にまとうと言う意味です。
日本には中国から吉祥文として伝来し、その華やかさから人気の文様です。

Φ52 x H 57mm(計測は誤差がある場合があります。)

薩摩焼のような貫入と、見込みにはフリモノがあります。
多少の文様のスレ、高台に小さいソゲ(凹みの中に釉薬がかかっているように見えるので窯傷かもしれません)がありますが、割れなどはなく全体的にはきれいな状態です。

状態の詳細は写真をご確認ください。
カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
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薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
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