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#薬堂

神霊水 目薬 本舗高田安平謹製 ガラス瓶

在庫なし
明治頃の目薬、神霊水の空き瓶です。
官許の文字は、明治時代の制度で政府に認められた品質の良い薬であることを表しています。
ラベルは赤い和紙にとても細かい字で印刷されており、こんな小さい字が印刷できることに驚かされます。

日本で今のような点眼式のスポイトが発売されるのはは1931年(昭和6年)なので、この頃の目薬は瓶入りが多く、スポイトで吸い取って点眼したり、綿棒に薬液を染み込ませて垂らして点眼したりしていました。

神霊水という名称のように神仏の加護を使って治すという価値観は、効果のある薬以外を禁止していく時代の流れに反しており、
「此の目薬は稀世の霊水にしてよにありふれたる売薬の類にはあらず」
「一切の眼病によし」
「つねに此の薬を用ゆれば目をあきらかにして眼病をわづらう事なく」
のような、目の病には何でも効くという記載は法律で規制されていきます。

瓶は小ぶりですが、気泡のたっぷり入ったこの時代らしい瓶になっています。

高さ(コルク栓も含む)67mm 幅23mm(計測は誤差がある場合があります)
ラベルは、一部やぶれたり、表面がスレて一部の文字が読めなくなっている箇所があります。
コルクはスムーズに開閉できます。
割れ欠けはありません。

状態の詳細は写真をご確認ください。
カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
発送までの日数:
3日以内
薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号