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#薬堂

資生堂製 神薬 薬瓶

在庫なし
おそらく戦前の、資生堂のエンボスの入った神薬の瓶です。
ダブルネックと呼ばれる液垂れ防止のネックリングがある八角形のもの。
神薬、TOKYO SHISEIDO、DISPENSARY、資生堂製のエンボスが入っています。
首が少し曲がっていますが、吹きガラスの口を熱で加工する時に曲がってしまったのでしょうか。

美しい青い色と無数のバリエーションで、瓶好きの心を捉えて離さない神薬ですが、
びん博士庄司太一さんの「びんだま飛ばそ」で1番目に紹介されていたのも神薬の瓶でした。

神薬についてよく語られるのは、
神薬を製造していた資生堂は、現在の化粧品などを売る福原資生堂が元になった資生堂ではなく、邑田資生堂などの分家の資生堂であること。
元になったのはChlorodyne(コロロダイン)というイギリスの薬で、日本でも神薬と同じ成分でコロダインという薬が発売されていたこと。
青い瓶にはいっているのは、そのChlorodyneを模倣したからで、遮光瓶として実用性もある色であること。
製造が始まった明治期のものにはモルヒネが入っており、何にでも効く万能薬として販売されていたこと。
戦後に主成分のひとつであるクロロホルムが使用禁止になって製造されなくなっていったこと。
などでしょうか。

2019年までは、富山を代表する製薬会社である広貫堂で、成分を変えながら神薬が製造されていたようですが、
今はもう製造している会社も無くなってしまったと思われます。

経年なりのスレがあり、
おそらくディギング品なのですが、内部に取りきれない細かい黒いものが多少残っていたり、底の部分に細かい凹凸があったりするくらいで、
全体的には良い状態だと思います。

状態の詳細は写真をご確認ください。

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他に買う人がいないと思えば、Yahooオークションでの購入を狙ってみるのもいいと思います。
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カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
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薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
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