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#薬堂

曲線と魚子文 切子 ギヤマン ガラス盃

在庫なし
江戸から明治初期頃の切子(カットガラス)のガラス盃です。
曲線が入った文様は、曲線は機械では作りづらいので、職人がガラスを手で擦り上げて研磨していた江戸時代から明治初期に特有の文様と言えるかもしれません。

切子は江戸や薩摩ものが有名ですが、江戸切子も元は大阪から来た技術で作られたようですし、他にも様々な地方で作られていました。

手取りは重く、はじくと鉛入りの高い音が響きます。
現在のクリスタルガラスも、透明度や屈折率が高めて輝いているように見せるため、ガラスを柔らかくして加工しやすくするために鉛を入れていますが、
江戸期には高温を得るのが難しかったため、低い温度でも溶融するように鉛を入れるという理由もあったそうです。
明治期になると、鉛の比率が多すぎて黒ずんだガラスも見られます。

全体的にスレが多めで、製作時に入るレベルの小さなホツ(欠け)がいくつかと、ガラスに少し黒い不純物が入っています。
大きな割れ欠けなどはありません。

状態の詳細は写真をご確認ください。
カテゴリー:
商品の状態:
全体的に状態が悪い
製作地域:
日本
発送までの日数:
7日以内
薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号