#薬堂

伊万里 福寿 龍文 そば猪口

在庫なし
江戸後期の、伊万里の変形のそば猪口か向付かと思います。
上部には福と寿の字、下部には一匹の龍と雲が描かれていて、中国からの影響を感じます。花を抽象化して描いたか唐花文。
『面白龍文(著:内藤勝雄)』では、体をくねらせ唐草化した左向き見返りの龍。として紹介されていました。
龍は、トカゲに似た雨龍が初期伊万里にありますがその後はあまり描かれず、江戸中期の後半に描かれ始めて流行した文様でした。

そば猪口は17世紀前半に向付として生まれ、18世紀後半のそば屋の大流行しとともに蕎麦つゆを入れる器として普及し、19世紀には今のようにお酒や飲み物を飲んだりするのにも使われていたそうです。
現在でも色々と使いやすい大きさと形の器です。

Φ84 x H59 mm(計測は誤差がある場合があります。)

細かい釉抜けがあったり、高台に小さな欠けがありますが、全体的に良い状態です。
状態の詳細は写真をご確認ください。
カテゴリー:
商品の状態:
やや傷や汚れあり
製作地域:
日本
発送までの日数:
3日以内
薬堂
日本の江戸から昭和初期にかけての、陶磁器、ガラス、薬のパッケージなどを中心に出品しています。
東京/有楽町の大江戸骨董市にもほぼ毎回出店しています。
古物商許可証:東京都公安委員会 第305492117689号